十刃の強さ順
ブリーチの破面篇を大いに盛り上げた敵役「十刃」破面(崩玉によって虚から生まれ変わった存在)の中から集目られた特に殺戮能力の高い者達のことだ。
殺戮能力の高い順に1~10の番号を与えられる(数字が小さいほど殺戮能力が高い)。
ただ個人的には、あくまでも殺戮能力、つまり「攻撃力」が基準であるため、この指標は強さの参考になれど絶対ではない。
よって今回の記事では十刃を強さ順(戦闘能力だけでなく判断・頭脳なども考慮)に並べてみようと思う。
十刃の強さ順目次
第10位第9位
第8位
第7位
第6位
第5位
第4位
第3位
第2位
第1位
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第10位 アーロニーロ・アルルエリ
アーロニーロ・アルルエリは第9十刃。.jpg)
破面篇で朽木ルキアと交戦。
30巻で死んだはずのルキアの上官「志波海燕 」の姿で現れる。
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そして油断させたルキアの隙をつき攻撃を仕掛ける。だが戦いの中でルキアに本物の「志波海燕 」でないことを見抜かれてしまう。アーロニーロの能力は虚を喰らうことで能力とその霊圧をわが物とするもの。
志波海燕を殺した虚「メタスタシア」(零体融合能力持ち)を喰らうことで、「志波海燕 」の霊圧や性格なども読み取り再現することでルキアを騙していた。
そして刀剣解放することで喰らった虚3万3650の全ての力を発動できる。
その圧倒的な力の前にルキアは全く太刀打ちできなかった。ルキアの剣の刀身の先に自身の頭がある状態でまさかの油断。ルキアの力を振り絞った一撃により、あっけなく逆転負けで即死。
その油断は流石に運が悪かったでは片づけられない。剣から何かを放ったり剣が変化して射程が伸びる斬魄刀があることくらい予想できるはず(例えば破面側についた市丸ギンの神槍を見れば普通は用心する)。慢心にもほどがある。
能力は素晴らしく長年虚を食い続ければ最強になれたかもしれない逸材。だがいくら何でも頭が悪すぎた。
十刃で唯一、当時はただの平隊員であるルキアに敗北するという最悪の戦績となってしまったことを考慮して、強さ順に並べると最下位と判断した。
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第9位 ザエルアポロ・グランツ
ザエルアポロ・グランツは第8十刃。.jpg)
破面篇で石田雨竜、阿散井恋次、ペッシェ、ドンドチャッカの4人を圧倒した。30巻で交戦開始してから35巻で涅マユリがようやく倒した強敵である。
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とはいえ、戦闘能力は高くないとザエルアポロ自身が言っている。実際に油断して、石田雨竜と阿散井恋次の連携により大ダメージを受けている。
だが、ザエルアポロ・グランツの強みは準備・解析である。
解析能力は非常に高い。解析した人物の卍解を使えなくする部屋を作っておいたり(これで恋次の卍解を封じ込めた)、雨竜の弓矢をほぼ使えなくしたり、先述した連携を喰らっても解析したデータを元にダメージを削り生き残ったりしている。
戦いながら解析できる点も強力。石田雨竜・阿散井恋次と戦いながら、ペッシェ、ドンドチャッカの2人についても解析。2人の必殺技「融合虚閃」を喰らっても解析していたので無傷だった。
涅マユリと同様に解析→戦闘のパターンを最も得意とするが、遭遇戦でも時間稼ぎさえすれば解析できるため弱くはないと思われる。従属官が回復薬となっているのも死なずに時間稼ぎすることを考慮してだろう。
最終的に涅マユリの卍解すら破るも、その際に薬を投与されてしまい敗北。
戦闘能力自体は劣ることを考慮してこの順位だが、解析した後に出撃すれば順位が上の十刃にも勝てる可能性は十分にある。
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第8位 グリムジョー・ジャガージャック
グリムジョー・ジャガージャックは第6十刃。.jpg)
主人公である一護と3度も戦ったためか、十刃の中でも人気が高い。
グリムジョーは初戦では卍解状態の一護と戦った。刀剣解放前の状態でも一護とはほぼ互角(格闘では圧倒したが月牙天衝を喰らいダメージを受けた)。
「解放前で朽木白哉に勝った卍解一護と互角だと・・・」と驚かされたのは自分だけではないはず。
ただ、この頃の黒崎一護は自らの内側にいる白一護にむしろ邪魔され弱体化しており、本来の力を出せていなかった可能性が高い(実際この前の戦闘では邪魔されてヤミーにボコられている)。
その後、グリムジョーは命令違反して勝手に空座町に攻め込んだため、左腕を斬られて失い弱体化し十刃の地位もはく奪されてしまう。
その状態でも空座町攻めに参加。黒崎一護との2戦目がはじまる。
黒崎一護は虚化を取得していた。その力に圧倒され、かなりのダメージを負うものの耐えきり、黒崎一護の虚化が解けて反動により弱体化。その後は逆転し一護をボコボコにする。
しかし救援にきた平子真子が虚化してグリムジョーは圧倒されて撤退。まぁダメージを負っている上、腕もなくて、刀剣解放もしてないので仕方がない。
そして32巻で虚圏(ウェコムンド)へ攻め込んだ一護がグリムジョーと対決。3戦目がはじまる。
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両者ともに井上織姫が回復しており、互いに万全の状態(グリムジョーの腕も井上の力により元に戻っている)。黒崎一護の虚化に対し、グリムジョーも刀剣解放して戦う。一見互角だがよく読むと互角ではない。
グリムジョーの攻撃が井上織姫に当たりそうになり、一護がそれをかばったため大きなダメージを負ってしまっている。
その後、それでも最終的にギリギリで一護が勝った。井上織姫がおらず1VS1をしたと想定すればギリギリなどではなく大差で黒崎一護に敗北していたはずだ。
黒崎一護は戦いの中で成長しており、弱体化したり虚化を使えるようになったりと強さの変動が激しい主人公だ(ウルキオラも一護が霊圧が上がったり下がったりで不安定すぎると語っている)。よってほぼ一護としか戦っていないグリムジョーの強さも非常にわかりづらい。
ただ、戦闘を見物していたハリベルは感心しつつもその力を恐れてはいなかった。ハリベルよりは数字通り、強さも下である可能性が高い。
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第7位 ノイトラ・ジルガ
ノイトラ・ジルガは第5十刃。.jpg)
ダメージがあったとはチャドを瞬殺。33巻でグリムジョーとの戦いで弱った一護もボコボコにした。
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大人の姿に戻ったネリエル(元第3十刃)に対しても、お互い刀剣解放なしならやや押している印象。ネリエルだけ刀剣解放すると押されだしたが、まぁ仕方がないだろう。そして更木剣八と対決。最終的に更木に両手で剣を振られてことにより敗北した。
鋼皮は歴代全十刃最高硬度とノイトラ自ら語っており、実際に戦闘序盤では更木に斬りつけられても傷一つ負わなかった。
刀剣解放すると手が4本になり、追加で2本生やして6本にすることが可能。更に手足は切られても再生可能。
自身が「十刃最強」と発言している点については過信にもほどがあると言わざるを得ないが、防御力・タフさについては本当に十刃最強であろう。
更木剣八もタフさが最大の強みだったこともあり、なかなか勝負がつかず長期戦となった。
グリムジョーと比較してどちらか強いかは判断は難しい。だが、防御力・再生能力で上回る点、数字はこちらのほうが1小さい点から、ノイトラの順位を上にした。
ちなみにノイトラは女が自分の上に立っているのを徹底的に嫌う。だが第3十刃のハリベルとは軽い口喧嘩をした程度。恐らく自ら最強と語りながらも実力的にハリベルに勝てないことを悟っている。
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第6位 ティア・ハリベル
ティア・ハリベルは第3十刃。.jpg)
空座町決戦で日番谷冬獅郎と戦っている。
日番谷はハリベルの力に驚いているものの、一進一退の攻防が続く。
そして刀剣解放するも、卍解した日番谷と結局互角。互いにたいしたダメージも受けていない状態が続く。
42巻で日番谷は「氷天百華葬」を発動。ティア・ハリベルは氷漬けにされてしまう。
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ワンダーワイスの叫び声により、氷が壊れて脱出できたものの、自力でどうにかできたのかについては不明。1VS1なら日番谷に負けていた可能性も否定できない。その後は、日番谷・猿柿ひよ里・矢胴丸リサの3人と戦う羽目になる。この辺りで藍染に見限られ2度斬られて戦闘不能となっている。
この戦いの前後では刀剣解放した第4十刃のウルキオラや第2十刃のバラガンが大暴れし、一護や砕蜂が絶望的状況に陥っていた。それに比べて日番谷は特に大きな傷を負うこともなくハリベルを氷漬けにしたため、ハリベルは弱いとの声も多い。
確かに第3十刃としては力不足としか言いようがない。攻撃力という面だけ考えてもハリベルが特に大ダメージを与える描写もない。
ただ弱く感じるのは、氷を扱う日番谷と水を扱うハリベルの相性問題もあるだろう。
お互いの攻撃がお互いの武器になりえる状態。そのため互いに有効打を出せなかったためティア・ハリベルの攻撃力がイマイチにうつったのは間違いない。
実は他の隊長と戦っていれば、ハリベルの水は凄まじい物量の防ぎきれない攻撃だった可能性もある。
ただ、そういった事情を考えてもこの順位が限界だろう(先述したグリムジョーやノイトラとの描写がなければ強さ順位を下げていた)。
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第5位 スターク
コヨーテ・スタークは第1十刃。.jpg)
空座町決戦では最初に京楽と浮竹と戦った。
ワンダーワイスの突然の攻撃により浮竹が倒れ、そのスキをついて京楽を攻撃して転落させる。
その後に元隊長の愛川羅武と鳳橋楼十郎と戦い、2人を圧倒する。
だが、そこに京楽の影鬼により奇襲を喰らいダメージを受けてしまう。
最終的に京楽の艶鬼を喰らって敗北した。
強さに関しては十刃の中でも特に評価が分かれている。
元隊長である愛川羅武と鳳橋楼十郎に対し、1対2でも圧倒した点は凄い・・・と見せかけて微妙。
スタークは刀剣解放しており、愛川羅武と鳳橋楼十郎も卍解はしていない(虚化はしているが)。よってこの2人が押されるのは当然。鳳橋に関しては千年血戦篇で卍解が音楽であることが判明。味方を巻き込まないように配慮していたと思われる。
恐らく愛川羅武も同様に卍解が味方を巻き込むのだろう。お前ら2人で行動するなよ・・・
この2人との戦いの中、スタークは京楽の奇襲でダメージを負うが、その前に京楽もスタークに奇襲を受けダメージを負っている。
まぁ連戦でスタークのほうが少し不利だったかもしれないが、最終的に京楽の始解に倒されてしまったのは大きなマイナスポイント。
確かに京楽は強いのだろうが、それでも始解に敗れるとは第1十刃としてはふがいない最期だったと言わざるを得ない。
一護と更木がそのスピードについていけなかったシーンなどもあり侮れない面もあるのだが、この順位とした。
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第4位 ゾマリ・ルルー
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ゾマリ・ルルーは第7十刃。
「朽木白哉と交戦して割とすぐに敗北したコイツが何でこんなに順位が高いんだ!」と疑問に感じる人も多いかもしれない。
だが、よく読んでみればコイツがどれほど強敵で厄介な存在かがよくわかる。
ゾマリ・ルルーは自身を十刃「最速」と言っており、分身ステップで朽木白哉と接近戦での斬りあいを行っている。ただ速度は描写的に極端に速いというものではなく、他の考察サイトなどでも語られている通りゾマリ自身の速度は恐らく最速ではない。
結局斬りあいでは決着がつかなかったためゾマリは刀剣解放。
能力は「愛」。その目で見つめた物の支配権を奪うというもの。これを朽木白哉の足や手に当てて支配権を奪っている。白哉は斬魄刀で筋肉と腱を切ることで対処している。
後に朽木白哉はこの能力を鬼道系の攻撃と見破っているが、恐ろしいのがこれこそ「最速」の可能性があること。
最初にゾマリが「愛」を使った時、白哉はゾマリの目の変化から攻撃が来ると予期して横に瞬歩して回避したものの避けきれておらず足に当たっている。
白哉は隊長最速ではないがそれなりに速いほう。それで遠距離にもかかわらず躱せないのは相当に速い。
ちなみに愛を頭に当てれば全部支配できるとゾマリは述べているのに足に当てたのがおかしいという読者の意見もあるが、別におかしくはない。
単純に移動している敵の頭を狙うほどの精度がなかっただけであろう。
自分はFPSの銃撃戦ゲームをよくやるが頭に当てるのは大変である。頭に当てたほうがダメージが出るので当てたいが安定して当てるのは無理。ましてや敵が移動していればなおさらだ。
よって、最初から頭を狙ったが素早く白哉が移動したため、それを追おうとしたために精度が狂い足に当たったと予測する。
つまり、白哉が警戒して移動しなければここで頭に「愛」を当てられ敗北していた可能性が高い。また、白哉より移動速度が遅い隊長格でもこの時点で敗北する恐れがあった。
続いて倒れている朽木ルキアを狙って「愛」を放つ。朽木白哉は瞬歩でルキアの前に立って庇う。
その際、白哉は自身の頭の前を左手でかばっている。つまりゾマリの「愛」が「頭を狙ったら全支配できる」という点を言われる前からほぼ看破していた。実際に左手に「愛」が当たっていたので、この判断がなければゾマリに敗北していた。
だが、今回はゾマリは「愛」をもう1発発射しておりそれはルキアの頭に当たっていた。朽木白哉は完全にゾマリからルキアが見えないように立ち塞がることはできなかったか、移動が間に合わなかったのだろう。そしてルキア自身は倒れており移動していなかったのでちゃんと頭に命中している。
そして操られたルキアを白哉は六杖光牢で止めて卍解。吭景・千本桜景厳でゾマリは切り刻まれてしまう。刀剣解放後は50の目が全身にあるが、億を超える刃がある千本桜景厳を「愛」で支配することは不可能であり、最悪の相性であった。
とはいえ、ゾマリは耐久力も高く全身の多くの目を破壊されながらも生き残り、「愛」を発射。だが「愛」を鬼道系と見破った白哉に「断空」で防御され、その後斬られて敗北することになった。
縛道(数字が高いほど強力で使用難度も高い)の八十一である「断空」は隊長格でも詠唱破棄で使える人物は限られるだろう。
結局、白哉も「愛」を被弾するか、ゾマリの目の予備動作を見て「断空」で防御しており回避はできていない。予備動作があるとはいえ弾速が速すぎる上に「愛」自体は見えないため回避は困難だ。
そこそこ移動速度が速く、判断力もあり、千本桜景厳による遠距離物量攻撃が可能で、「断空」で防御できる朽木白哉だから勝てたのであって隊長格の多くが敗北する可能性が高い。
少なくとも、近距離戦しかできない更木(白哉が遠距離で避けられない愛を近距離で避けるのは無理。また近づくと多少動いていても最初から頭に当たる可能性が高まる。そして回避行動をとりそうにない)、移動速度が速いとは思えず的もでかい駒村、ワンダーワイスの攻撃に反応できない浮竹では敗北するだろう。
非常に強いゾマリ・ルルーだが別段攻撃力が高いわけでないため第7十刃にされていると思われる。
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第3位 ヤミー
ヤミー・リヤルゴは第10十刃だが実は第0十刃。.jpg)
ウルキオラと共に最初に空座町を攻め、そこでチャドは瞬殺するが卍解した一護には腕を斬られて苦戦。
その一護も内なる虚に邪魔され弱体化したために逆転し、圧倒する。
しかし、浦原喜助と四楓院夜一が加勢に現れてボコボコにされ、撤退する。とはいえこの時点ではヤミーは本来の実力を出していないので負けるのは当然の結果である。
それでも次に空座町に攻め込んだ際には日番谷冬獅郎の始解では全く攻撃が効いていないなど、タフさはあった。
そして、虚圏に攻め込んだ一護や隊長達の前に姿を現す。この際は傷を治し栄養も補給して万全の状態。更には41巻で刀剣解放を行い巨大化し数字が10→0に変わった。藍染が最も高く評価している十刃であったことが明らかとなる。
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その強さはルキア、阿散井恋次、チャドの攻撃では傷つかず、一護の虚化月牙天衝を首に喰らっても致命傷にはならないほど。一護の状態が万全ではなかったこともあるが手で一護をつかんで有利に立っている。朽木白哉と更木剣八が一護の加勢に現れ、この2人とヤミーは戦うことになる。序盤に戦ったのは更木のみ。更木に斬られまくりボコボコにされる。多少は剣八もダメージを受けているとはいえ、眼帯をつけた状態でやられてしまった。
そしてヤミーとの戦いに飽きた剣八と卍解した白哉が喧嘩して、まさかのバトルを開始。それにキレたヤミーだが2人に邪魔と言われ攻撃され倒れてしまう。
だが、ヤミーの能力は「怒り」を力にするというもの。更に巨大化して白哉と剣八に襲い掛かる。
ここから、まさかの全カット。ヤミーは倒され、白哉と剣八は尸魂界に帰っていた。だが2人とも重傷を負っていた。
カットされてしまったので正直強さにはわからない部分がある。だが上位の隊長格2人を追い詰めた。
強力な十刃なのは間違いないので。強さ順としては第3位とした。
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第2位 バラガン・ルイゼンバーン
バラガン・ルイゼンバーンは第2十刃。.jpg)
空座町決戦で砕蜂と大前田と交戦。刀剣解放前でも老いの力で、砕蜂の蹴りの速度を直前で遅くしたり、肩を触るだけで骨を折るなどやりたい放題。
そもそも砕蜂の目が追い切れない速度で肩を触っている時点でソニード(破面の移動技術)の速さも恐るべきものである。
正直、刀剣解放せずとも砕蜂と大前田だけなら倒せていたであろう。
だが、容赦なく刀剣解放。
外見が骸骨に変化。自身の周囲を老いの力で死に絶えさせるという恐るべきチート能力を披露。
「死の息吹」により老いの力を飛ばすこともでき、それは移動速度ではトップクラスの砕蜂でも逃げきれない速度。
砕蜂の手に死の息吹が命中し左腕が朽ち始めるが、砕蜂は左腕を大前田に斬らせて切り離すことで対処した。
砕蜂は卍解してミサイルを発射。だが、それすら無傷であった(後にミサイルが到達する前に老いの力で爆発させて回避していたとハッチが予想)。
43巻でハッチが砕蜂の援軍として加わる。ハッチの鬼道でバラガンを閉じ込めるが、バラガンは鬼道すら老いがあるといって朽ちさせる滅茶苦茶ぶりを発揮。
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続いて、ハッチが鬼道「四獣塞門」でバラガンを一時的に閉じ込めつつ、わずかに穴を開け、その穴から砕蜂が卍解ミサイルを再び放つという連携を披露。ミサイルを「老い」で爆発させたとしても逃がす場所がなく流石のバラガンもダメージ喰らってしまう。
だが、バラガンはそれでも恐るべきタフさで耐え、完全にキレた。本気で「死の息吹」を連射しまくり、ハッチは鬼道で防ぐもあまりの攻撃力の前に防ぎきれず手に被弾。
しかし、ハッチは朽ち始めた手を結界で切断。それを鬼道でバラガンの腹の中に転送する。ハッチはバラガンは表面に自らの老いの力に対するバリアを張っていると予想し、内側に転送すれば自らの老いの力でバラガンを倒せると予想したのだ。
ハッチのこの鬼道はチートだろう。ハッチは何も喋ってすらおらず素早く鬼道を発動。いくらバラガンが弱っていたとはいえ、腹の中に朽ちた腕が入っているのに後から気づくほど。見えないこともあり回避するのはかなり困難と思われる。
例えば、爆弾などを用意しておき、この鬼道で腹の中(あるいは心臓・脳の中)転送するだけで大抵の敵は倒せると思われる。
この戦いの後、平子・六車・鳳橋が隊長になっているが、人選を間違っている。実力と洞察能力の高さを見ればハッチを隊長にするべきだった。
バラガンはハッチがいなければ、他の並みの隊長格が複数人でかかっても返り討ちにあうであろう恐るべき強さを持っていた。よって第2位に選んだ。
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第1位 ウルキオラ・シファー
ウルキオラ・シファーは第4十刃。ほとんど一護としか戦っていない。.jpg)
一護との一度目の戦いでは虚化した一護の月牙天衝を、解放前でも両手で受け止める強さを発揮。一護を一方的にボコボコにする恐るべき強さを発揮。
一護との二度目の戦いでは、一護が卍解しただけでもウルキオラの攻撃に反応できるようになった。そしてウルキオラは一太刀浴びることになる(鋼皮により大した傷にはなっていない)。
1戦目は解放前ウルキオラ>虚化一護。2戦目は解放前ウルキオラ=卍解一護。一護の成長率・力の変動ぶりは無茶苦茶と言わざるを得ない。
ともかく40巻で以前よりはありえないほど強くなった一護が虚化。それに対しウルキオラも刀剣解放。
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ウルキオラの速度は虚化一護がほぼ反応できないという恐るべきものだった。月牙天衝を喰らっても無傷。圧倒的な力で一護をボコボコにする。そしてそれでも諦めない一護に刀剣解放の第2形態を披露し更にパワーアップ(この姿は藍染にも見せていないらしい)。一護を戦闘不能にする。
だが、井上織姫の声に反応して一護が完全虚化。ウルキオラ第2形態を圧倒する戦闘能力を披露。ウルキオラは臓器以外は再生でき腕を切られたりしても粘るものの、猛攻を受けて敗北する。
第一形態の時点で、「グリムジョーを倒した虚化一護がほぼ反応できない」という異常な速度。
この第一形態の時点で、数字は上なはずのスタークやハリベルより明らかに強いと思われる(この2人には力が圧倒的というシーンはあまりない。スタークを倒した始解京楽が虚化した一護に勝てるかというと流石に無理だと思われる。その虚化一護が一方的にボコられるということは、この第1形態の時点で大半のキャラは敗北する)。
第二形態になってしまえばもはやほとんどの隊長格や十刃が複数人でかかっても対抗不可能。
互角に戦える強者がいたとしてもウルキオラには再生能力もある。ウルキオラ第2形態を圧倒的に上回る強さがあってはじめて勝てる。
正直、ウルキオラが死んだ時点の登場人物で、彼に勝てるのは完全虚化一護以外には、山本元柳斎重國・藍染惣右介・卯の花列(たぶん勝てるけど少し微妙)くらいしかいないだろう。
たとえ、バラガンが相手でも遠距離攻撃できる槍を老いが間に合わないほどに撃ちまくればいい。バラガンの「死の息吹」の攻撃を多少喰らう可能性はあるが手足は再生できるのだからどんどん斬っていい。絶対とは言えないが多分勝てるだろう。
その異常なまでの強さを評価して強さの順位を第1位とした。
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