井上織姫の強さ・能力


 ブリーチの井上織姫は作品のヒロイン。最初は何の能力も持っていなかったが、霊力が高かった黒崎一護の近くにいたことをきっかけに完現術に目覚める。
 井上織姫の強さ・能力について紹介していく。

井上織姫の能力・強さ目次

能力
強さ
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井上織姫の能力

 井上織姫の能力(完現術)は「盾舜六花」というもので「拒絶」することで力を発揮する。以下のように攻撃・防御・回復が可能で汎用性が高い(ただ本人の争いを好まない気質が影響したのか攻撃の力はかなり弱い)。
 「盾舜六花」は6人の妖精のような人(火無菊、梅厳、リリィ、あやめ、舜桜、椿鬼)が動いて能力を使う。だが出てきたのは初期だけで、それ以降は描写されなくなった。

孤天斬盾
 攻撃の力。盾を形成した椿鬼を放つ。椿鬼が当たった敵は拒絶の力で切り裂かれる。虚程度なら倒せるが、尸魂界篇以降は攻撃力が足りずに全く活躍していない。

三天結盾
 防御の力。三角形の盾を形成して敵の攻撃を防ぐ。井上織姫が作中で最も成長させた能力と言える。
 破面篇では第10十刃のヤミーが指で突いただけでヒビが入ってしまう程度の防御力だった。
 千年血戦篇の真世界城の戦いでは、何とラスボスのユーハバッハの攻撃を防ぐほどにまで防御力が上昇(隊長格でもこんなことができる人はそういない)。

双天帰盾
 回復の力。具体的には盾で対象を囲い、囲った部分の状態を破壊が起こる前の状態に戻す。
 井上が持つ能力の中でも最もチートと言える性能で、特に傷を治すのが速い。グリムジョーの失われた腕すら元に戻した。
 破面篇では藍染ですら、この能力に興味を示し、井上が攫われる原因になった。

四天抗盾
 攻撃と防御の力を合わせた力。三天結盾のような盾で敵の攻撃を防ぎつつ、爆発反応装甲のように反射攻撃を行える。
 黒崎一護が力を失っていた17か月間の間に鍛錬して習得した能力。

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井上織姫の強さ

 井上織姫は1VS1での戦闘で戦える強さは残念ながらない。

 尸魂界篇時点では11巻で七番隊の四席、一貫坂慈楼坊に襲撃されるが石田雨竜に助けられ無傷。
 その後、井上織姫は孤天斬盾で攻撃を仕掛けるが、斬魄刀で斬られ簡単に防がれてしまう(放った椿鬼が重傷となる)。
 井上織姫の攻撃力では、四席が相手ではまともにダメージを与えられないことがわかる。
 そして一貫坂に後ろに回り込まれ攻撃されそうになるが、石田雨竜が矢を放って助かる。
 このように戦闘ではまともに力にはなれなかった(ただし、空手を習っていたこともあり、奇襲なら素手で一般隊士2名を気絶させる力はある)。
 黒崎一護の傷を双天帰盾で治すなど回復役としては活躍した。

 破面篇では22巻で第10十刃のヤミーと交戦する。
 ヤミーは人差し指で突くというナメた攻撃を仕掛けるが、井上織姫は三天結盾を発動。盾にヒビが入るが何とか防ぐことに成功。
 続いて、ヤミーにやられたチャドを双天帰盾で回復開始。
 そして、皆を守りたいという想いを込めて孤天斬盾を放つ。しかし、ヤミーには手で止められてしまった。
 ただ、ヤミーの防御力はかなり高く隊長格の日番谷の始解でも無傷だった。以前よりは攻撃力も上がっていたのかもしれないが相手が悪かったと言える。

 死神代行消失篇では51巻で一護を攻撃しようとした銀城空吾に対し、四天抗盾を使用。
 銀城の攻撃を防ぎつつ反射ダメージを負わせる。

 千年血戦篇では74巻で黒崎一護と共にユーハバッハと交戦する。
 ラスボスであるユーハバッハの攻撃を三天結盾でほぼ防ぎきる活躍を見せる。
 ユーハバッハの能力により一護の刀は折られて敗北。
 だが、現れた月島秀九郎の能力と井上織姫の双天帰盾の組み合わせで一護の刀を元に戻すことに成功する。
 黒崎一護に戦う力を与え、ユーハバッハ再戦での勝利に大きく貢献した。

 物語の最後でも、攻撃力が恐らく低く、1VS1は無理と思われる。
 だが、双天帰盾による異常なまでの回復能力に加え、ユーハバッハ戦時点では三天結盾の防御力も圧倒的なものになっている。
 足手まといになりたくないという強い想いと努力により、大きく成長したキャラと言える。
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