更木剣八の強さ・能力・卍解
.jpg)
ブリーチの更木剣八は護廷十三隊の十一番隊隊長。圧倒的なタフさと高い攻撃力を併せ持つ実力者。その上、戦いが最大の楽しみとなっている戦闘狂である。
戦闘能力は最強クラス。頭はやや悪いが、総合的に考えても強キャラなのは間違いない。
更木剣八の強さ・能力・卍解について紹介していく。
更木剣八の能力・強さ・卍解目次
基本能力卍解と始解と眼帯
強さ
目次にもどる
更木剣八の基本能力
更木剣八は斬拳走鬼(斬術・白打・歩法・鬼道)のうち、明らかに斬術に特化している。力が特に強いため斬りつけた際の攻撃力も高い。破面編ではノイトラ・ジルガの従属官テスラ・リンドクルツを斬りつけて一撃で撃破。死神代行消失篇で交戦した澤ギリコについても1回斬っただけで倒している。
力が強いので白打にも優れている。東仙&駒村と交戦した際、2人が斬りつけてきたので、更木は刀で受け止め、その上で東仙に蹴りを入れたり、駒村をつかんで地面に叩きつけたりしている。
歩法については瞬歩(高速移動術)が速いとは特に言われていない。普通に瞬歩も使っているが斬術・白打に比べれば目立たないレベル。
鬼道については全く使えない。
霊圧も高い。一護戦での序盤では一護の斬魄刀の霊圧よりも、更木が無意識に垂れ流している霊圧のほうが上だった。一護が斬りつけても更木の身体に傷がつかず、一護の手のほうが傷ついている。
この頃の一護は阿散井を倒しており副隊長より上の実力は持っている。つまり更木は登場時点でも副隊長レベルでは一切傷をつけられない防御力を持っている。
この防御力の高さを活かして斬りあいをするのが基本戦法。強敵との戦いでは斬られることも多いが、防御力の高さで傷が浅くすみ、戦闘を続行できていると思われる。
頭脳は平均よりは低い。とはいえ東仙戦では視覚、嗅覚、聴覚、霊圧感知能力を失わされても斬る方法を考えたりしており、全くの考えなしではない。
封印
本来の力は少年だった段階で卯の花と交戦して圧倒するほど。
ただ卯の花を殺してしまっては戦闘を楽しむことができなくなる。よって自らの力を本能的に封印して敗北してしまう。
それ以降、無意識に敵に合わせて力を封印してしまうようになる。封印されていても強いため、加減して斬る癖までつけてしまった。
だが、作中では強者との死闘を繰り広げることで封印が少しずつ解けていき本来の力を取り戻していく。
目次にもどる
更木剣八の卍解と始解と眼帯
更木剣八の斬魄刀の名は「野晒」。ただその名前がわかるのは千年血戦篇になってから。眼帯
先述した「封印」での調整はかなり雑といってよく、特に敵が弱いと加減して斬っても一撃で倒してしまうことが多い。
そこで霊力を無尽蔵に奪う眼帯をつけて戦闘力を制限している。
強敵と交戦した際は眼帯を外すことで、全力で戦っている。
始解
千年血戦篇でついに始解を習得する。巨大な斧のような剣となっている。
斬りつけることで隕石すら破壊できる威力を誇る。
卍解
剣自体に変化はないが、更木自身の体色が赤黒く変わる。額に二つの角が生えて鬼のような姿になる。
圧倒的な戦闘能力を発揮できるが、更木の身体でも長くは持たせられない。
目次にもどる
更木剣八の強さ
千年血戦編で卯の花に封印を完全に解かれる前までの更木剣八の強さは敵によって変化する。尸魂界篇では主人公である黒崎一護を発見して交戦する。
この時点の一護は副隊長の中では上位と思われる阿散井恋次を何とか倒せる程度。つまり副隊長クラスはやや上回る程度の実力である。
この時点での一護の実力に合わせて力を封印しているはずだが、それでも一護に斬りつけられても圧倒的な霊圧差で更木は傷を負わないほどの防御力を発揮している。更木にとってはこの時点の一護は弱すぎて、封印で力を調整しても更木のほうが遥かに上だった。
だが一護は戦いの中で覚悟をきめ、13巻で戦闘力を増強。更木にダメージを与えることが可能な攻撃力となる。
リンク
しかし、それでも更木のほうが戦闘力は上であり、一護に大きなダメージを与えて倒す。しかし、一護は内なる世界で斬月の力を借りて復活。一時的に出血を止め更に戦闘力を上げる。これによって一護は更木の戦闘力を上回り、何度も更木は斬られるがそれでも更木は斬り返す。
更木は劣勢であることを認め、眼帯を外し全力を発揮。一護と最後の斬りあいを行う。結果、一護と更木が共に倒れたため相討ち。ただ更木は負けたと判断している。
一護との一戦の後、更木は一護ともう一度戦うために井上織姫らに協力する。
そして更木は1人で東仙&駒村の2人の隊長と戦うことになる。
当時は封印の設定も明かされておらず、更木は卍解を覚えてもいない一護と相討ちレベルなので2人の隊長との戦いはかなり厳しいと思っていた読者も多かったはず。
だが、予想を大きく裏切り更木は東仙&駒村の攻撃を受けても大したダメージを受けず、格闘戦で東仙と駒村を圧倒。
更木に挑発されキレた東仙は卍解を披露。視覚、嗅覚、聴覚、霊圧感知能力を奪われ一方的に東仙に斬られ続ける。
だが、痛覚が消えていなかったため、東仙の刀の先が当たった瞬間に回避を行う戦法で致命傷を避け続ける。
ただ、回避から攻撃に移ってもかする程度で当たらない。
そこで更木は考え、わざと攻撃を回避せずに受け刺さった刀を手でつかむ戦法を実行。見事に東仙をとらえ、東仙の刀をつかんだことから一時的に視覚、嗅覚、聴覚、霊圧感知能力が回復。すぐさま斬りつけて東仙に大きなダメージを与える。
東仙はもう一度攻撃するが、更木は同様に反撃して更なるダメージを与えて勝利した。
東仙の卍解に対し、更木は眼帯すら外すことなく圧勝してしまった。恐らく前回の一護戦でかなり封印が解除され、大きくパワーアップしていたと思われる。残った封印で力を調整しても東仙を大きく上回ってしまったのだろう。
一護との一戦の後、更木は一護ともう一度戦うために井上織姫らに協力する。
そして更木は1人で東仙&駒村の2人の隊長と戦うことになる。
当時は封印の設定も明かされておらず、更木は卍解を覚えてもいない一護と相討ちレベルなので2人の隊長との戦いはかなり厳しいと思っていた読者も多かったはず。
だが、予想を大きく裏切り更木は東仙&駒村の攻撃を受けても大したダメージを受けず、格闘戦で東仙と駒村を圧倒。
更木に挑発されキレた東仙は卍解を披露。視覚、嗅覚、聴覚、霊圧感知能力を奪われ一方的に東仙に斬られ続ける。
だが、痛覚が消えていなかったため、東仙の刀の先が当たった瞬間に回避を行う戦法で致命傷を避け続ける。
ただ、回避から攻撃に移ってもかする程度で当たらない。
そこで更木は考え、わざと攻撃を回避せずに受け刺さった刀を手でつかむ戦法を実行。見事に東仙をとらえ、東仙の刀をつかんだことから一時的に視覚、嗅覚、聴覚、霊圧感知能力が回復。すぐさま斬りつけて東仙に大きなダメージを与える。
東仙はもう一度攻撃するが、更木は同様に反撃して更なるダメージを与えて勝利した。
東仙の卍解に対し、更木は眼帯すら外すことなく圧勝してしまった。恐らく前回の一護戦でかなり封印が解除され、大きくパワーアップしていたと思われる。残った封印で力を調整しても東仙や駒村の力を大きく上回ってしまったのだろう。
破面編では第5十刃のノイトラ・ジルガと交戦。
ノイトラの鋼皮は硬く、攻撃力の高い更木が斬りつけても傷をつけられない。
だが戦いの中で鋼皮の硬さに慣れることで斬ることでダメージを与えることに成功する。
戦いの中、眼帯が外れたことのノイトラに大きいダメージを与えるが、ノイトラが怒りの刀剣解放。
更木とノイトラは斬りあいを続けてお互いにダメージを負うが、6本ある腕、鋼皮の硬さ、腕の再生能力を備えたノイトラがやや有利に。
だが、更木はかつて習った剣道を実践。両手で剣を振ることで恐るべき威力を出し、ノイトラを撃破した。
続いて第0十刃のヤミーに対し、朽木白哉と協力(時々喧嘩しながら)して交戦。
更木も白哉も重傷を負ったものの、ヤミーを撃破する。
千年血戦編では星十字騎士団の1回目の侵攻でジェローム、ベレニケ、Lのロイドと1人ずつ戦い撃破する。卍解を奪う手段を持つ星十字騎士団に対し他の多くの隊長は苦戦しているが、更木だけは元から卍解が使えないため、いつも通り戦うことができた。
だが、Rのロイドはユーハバッハをコピーしており総隊長の山本元柳斎重國とすらそこそこやりあえる戦闘力を有しており、更木はRのロイドに敗北してしまった。
総隊長となった京楽は更木に剣道を教える(封印を解く)ため、更木と4番隊隊長の卯の花に決闘を命じる。
更木は眼帯を外し全力で卯の花と戦う。更木は以前の戦闘での傷が癒えていなかった可能性もあるが卯の花に圧倒され、簡単に首を貫かれてしまう。
卯の花の異常なまでの強さに驚愕した読者は自分だけではないだろう。
その後も何度も更木は致命傷の傷を負い敗北するが、そのたびに卯の花が回復を繰り返す。
卯の花は更木が自分の力に封印をかけていること、強敵と死闘を繰り広げることで封印が少しずつ消えて本来の力を取り戻していることを看破しており、その設定が初めて作品内で示唆された。
卯の花は更木を何度も殺しその度に回復させ何度も死闘を繰り広げることで、更木の力の封印を完全に解くことを目指した。
戦闘能力が上がった更木に対し、卯の花は卍解して戦うが、やがてついに更木が卯の花を上回り、卯の花は死亡。
卯の花は自分の死を予期していた(副隊長の虎徹勇音に手紙を残しており勇音は泣いていた)。「自身が死んでも更木に力を取り戻させる」という卯の花の想いと勇気があったからこそ、更木は封印を完全に解くことができたのだ。
星十字騎士団の2回目の侵攻が始まり、更木はグレミィと対決。
グレミィの持つのは想像を現実にするというチート能力。最強を自負するだけのことはある恐るべき敵だった。
しかし、更木は圧倒的なタフさでグレミィの様々な想像による攻撃を耐え抜きつつ、斬りつけてダメージを与えていく。
だが、グレミィは巨大隕石を想像して尸魂界ごと破壊しようとする。この無茶苦茶ぶりには護廷十三隊だけでなく味方であるはずの星十字騎士団の面々すら狼狽することとなった。
しかし、更木は習得した始解で隕石を粉砕。
その後もグレミィは攻撃を仕掛けるが、更木は倒れない。
続けて、グレミィは更木より強い力を想像するが、更木の力に耐えられるのは更木の身体だけであり、グレミィ自身の身体が自壊して更木が勝利した。
千年血戦編の中でも屈指の名勝負と言える戦いとなっているので、64巻はぜひ読むのをおすすめする。
リンク
ユーハバッハが作り上げた真世界城を攻める際、更木は涅マユリなどと共に行動し、ペルニダと遭遇する。
神経を潜り込ませて支配する能力を持つペルニダに対し、更木は近づいて斬りつけるものの片腕をやられてしまう。
そして、更木は涅マユリの静止も聞かずに二度目の攻撃。今度は神経を多数潜り込まされ致命的なダメージを負って敗北するが、涅マユリの的確な判断により戦死は免れた。
更木は涅マユリの治療により再生し、白哉や日番谷と共にジェラルド・バルキリーと交戦。
ジェラルド・バルキリーの力の前には全力の更木ですら劣勢となり、大ダメージを負ってしまう。
だが、倒れた更木にいなくなったやちるが語りかける。そして更木は卍解。ジェラルドを圧倒する力を見せるも、卍解は長くは持たずジェラルドを倒しきれなかった。
それでも、ジェラルドの足をつかんでバランスを崩すなど最後まで戦い抜いた。
ユーハバッハ討伐時点では山本元柳斎重國がいないので、更木剣八は単純な戦闘能力については護廷十三隊最強だろう。特にグレミィは更木のタフさと攻撃力がなければ倒せる者はいなかったかもしれない。
一方で頭脳・判断能力や汎用性の高さも含めた強さで考えるとマイナス点もある。
特にペルニダ戦ではそれが顕著に出た。一度ペルニダにやられて涅マユリにも近づくなと言われているにもかかわらず、同じように突撃し戦闘不能。
更木は鬼道が使えず遠距離攻撃手段を持っていない。近づいて斬る以外の攻撃パターンがないのが弱点である。何らかの理由により近づくと厳しい相手(例えばバラガンやゾマリなど)には敗北する可能性が高い。
確かに近づいて斬るしか攻撃手段はなかったのであるが、もう少し考えて動いていればペルニダ戦でも活躍できる可能性はあっただろう。
ブリーチのまとめへ戻る
漫画まとめへ戻る
page topから各メニューを選択!