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ロボットやメカで戦争する漫画

　ロボットやメカで戦争する漫画は多く存在する。
操縦者が自身の技量やロボットやメカの性能・能力を活かして
生死をかけた戦いに挑む姿に興奮する。
戦闘そのものだけでなく、登場人物が戦略や策略を練って戦争するのが面白い。
自身が特に面白いと思ったロボットやメカで戦争する漫画ベスト7を紹介していく。

ブレイクブレイド

　人々が「魔力」を生まれながらに持ち、それを利用して生活している世界。
主人公・ライガットは、100万人に1人と言われる魔力を持たない人間、
「能無し」であり、差別されて生きてきた。
だが、誰にも起動させられなかった古代巨兵（ロボットのようなもの）を動かせたことで人生が一変する。
ライガットはなし崩し的に巻き込まれた戦争をきっかけに、クリシュナ軍に入隊し国を守るための戦いに挑んでいく。
　複数の国が存在し、敵の中にはかつての親友がいる。
味方にも敵にも事情があり、正義か悪か一方的には決められない。
その中で悩み、苦しみ、決断するライガットには共感できる。
戦闘シーンでは古代巨兵の動きの表現が上手く、絵も綺麗。
シリアスだが読みごたえがある戦争ファンタジー漫画だ。

アルドノア・ゼロ

シーズン1
シーズン2
　火星へ向かった調査団によって、古代火星文明のテクノロジー「アルドノア」が発見された。
火星側の独占の主張と地球側の共有化の主張が対立し、
火星側の宣戦布告にまで発生するが、ある大惨事により、休戦する。
2014年、火星の皇女アセイラムは親善大使として地球を訪れていたが、
歓迎パレード中にテロリストによる襲撃が発生する。
それを地球側の宣戦布告と判断した火星側は休戦協定を破棄し、
地球の衛星軌道上に駐屯していた火星のロボットの軍勢が地球へと降下、世界各国に攻撃を開始し戦争が始まる。
　「アルドノア」を搭載し圧倒的なスペックを誇る火星のロボット
を地球のロボットでどうやって倒すか？がこの漫画の最大の見どころ。
地球側の主人公、界塚 伊奈帆は優れた操縦技術と頭脳で火星のロボットを撃破していく。
火星側の主人公、スレイン・トロイヤードとの因縁の対決にも注目。

マブラヴ オルタネイティヴ

　白銀武は平和な「元の世界」、「異星生命体BETAと戦争する過酷な世界」の2つを経験した。
目覚めるとそこは自宅であり、「元の世界」に戻れたと喜ぶ武。
だが、実際には「3年前の異星生命体BETAと戦争する過酷な世界」にタイムスリップしただけだった。
落胆する武だったが、未来を知っていることを活かし、人類を勝利に導くために行動を開始する。
　異星生命体BETAは外見だけみても恐ろしく、高い戦闘力と圧倒的な数で、人類を何十億人と殺している。
自分が見た数々の漫画の敵の中でも、ここまで凶悪なものはそうそういない。
絶望の世界で、武が今度はBETAに負けないために奮闘する姿に共感できる。
戦術機（ロボットのようなもの）を操縦しての、BETAとの壮絶な戦闘シーンにも注目だ。

ナイツ&マジック

　交通事故で命を落としたロボットオタクの倉田翼は、異世界のエルネスティ・エチェバルリアに転生する。
その世界は「幻晶騎士（シルエットナイト）」と呼ばれる巨大ロボットが存在する世界だった。
前世のオタクとしての情熱が抑えきれないエルネスティは、ロボット操縦者「騎操士（ナイトランナー）」を目指す。
　エルネスティはロボット愛を原動力に幼少期から訓練を積み重ねてきたため、
「騎操士（ナイトランナー）」としても開発者としてもずば抜けた実力を持つ。
そのため、 隣国との戦争や大森海の探索など国の一大事に関わっていくようになる。
エルネスティの活躍ぶりから目が離せない作品。
絵が綺麗で、戦闘シーンも迫力満点なので、ぜひ読んでほしい。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN

　有名なアニメ、機動戦士ガンダム（ファーストガンダム）をコミック化した作品。
基本的にテレビアニメ版を原典としているが、一部エピソードの追加や新規キャラクターの追加、既存キャラクターの設定見直しが行われている。
ファーストガンダムの迫力ある戦闘シーンや骨太な人間ドラマがしっかりと描かれている。
更には戦争の推移など、説明不足だった点も解消されており、理解がしやすくなっている。
ファーストガンダムを見たことがない人にこそおすすめしたい作品。

蒼き鋼のアルペジオ

　突然、世界各地に「霧の艦隊」と言われる謎の超兵器を搭載した戦艦群が出現。
人類はその艦隊になす術無く敗戦し、海上に出る事が出来なくなった。
その海戦から17年後、「霧」の潜水艦イ401に乗り込んだ千早群像とその仲間達は、
イ401の人体化（メンタルモデル）のイオナと共に、霧の艦隊に戦いを挑む。
　千早 群像の頭脳を活かした指揮と戦術、
兵器・メカの細かな描写が見どころの漫画。
予想外の展開も多く、読者を驚かせる工夫がされている。
戦争する物語であるためシリアスではあるが、ギャグもところどころにあり、
楽しんで読むことができる。

シドニアの騎士

　対話不能の異生物・ガウナ（奇居子）に太陽系を破壊されて千年。 人類の繁殖と生産を維持しながら宇宙を旅する、巨大なる播種船・シドニア。
シドニアの最下層で育った青年・谷風長道は、衛人（モリト）と呼ばれる大型メカの訓練生となり、
歴史的名機・継衛（ツグモリ）への搭乗を許される。
ガウナとの生死をかけた戦いがはじまる。
　未来技術が発達した独特の世界観で描かれるガウナとの戦争がみどころ。
人類側が新兵器を開発するが、ガウナ側にも新型が登場する。
恐るべき敵であるガウナ、それに立ち向かう主人公達の人間ドラマが魅力の漫画となっている。
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