タイムリープ・タイムスリップする漫画のおすすめ

 タイムリープ・タイムスリップする漫画は数多くある。
何らかの困難・事件が起きた後に過去にタイムスリップ・タイムリープする展開が多い。
絶望の未来を変えるために、登場人物が未来での知識を活かして、奮闘するのが面白い。
自身が特に面白いと思ったタイムリープ・タイムスリップする漫画ベスト8を紹介していく。

Re:ゼロから始める異世界生活

第1章

第2章

第3章

第4章

 異世界に召喚された少年・スバルが
自身の死により時間を巻き戻して記憶を引き継げる能力「死に戻り」で絶望の運命から未来を切り開いていく物語。
 スバルは素手でチンピラにケンカに勝つ程度の腕っぷしはあるものの、特に秀でた特技はない。
魔法使いや暗殺者などが多くいる異世界では弱い存在であり、簡単に殺されてしまう。
殺されて、痛みやヒロイン・仲間の死を経験してはタイムリープするという孤独な戦いを繰り返すため、
スバルの心はダメージを負っていく。
それでも再び立ち上がり、ヒロイン・仲間が死ぬという絶望の未来を変えようとするスバルがかっこいい。
絵も綺麗で戦闘描写・心理描写も上手く、タイムリープ漫画の中でも最高峰の作品だと思う。

強くてニューサーガ

 全滅寸前の激戦の末、魔法剣士カイルはついに魔王を討ち果たすが、気を失ってしまう。
しかし次に目を覚ますと、4年前の自身が過ごしていた村にタイムスリップしていた。
親、恋人、友を今度は失わないために、カイルは仲間達と共に、世界を救う2周目の冒険に挑む!
カイルは未来での経験から、起こる出来事や危険人物などがわかる。
それを活かして様々な勢力と接触し、立ち回りをするのが面白い。
穏健な魔王が支配する魔族側と戦争になった理由など不明な点も多い。
未来での友の裏の顔を知ってしまうなどアクシデントもある。
カイルは真相をつきとめ、悲劇を避けることができるのか?
続きが気になって仕方がないおすすめ漫画だ。

東京卍リベンジャーズ

 26歳のフリーターとして底辺の生活を送っていた花垣武道は
中学時代の彼女だった橘日向が弟の直人とともに暴走族東京卍會(東卍)の抗争に巻き込まれ死亡したニュースを目にする。
翌日、バイト帰りの武道は何者かに電車のホームへと突き落とされ、死を覚悟した瞬間に12年前の2005年にタイムリープする。
武道がかつての恋人が殺害される運命を変えるべく元凶となる暴走族チームで成り上がっていく物語。
 武道が過去と現代をいったりきたりしながら、
今まで逃げてきた自分を変え、未来での悲劇を繰り返さないため奮闘する姿に共感できる。
テンポがよく予想外の展開も数多くあり、ワクワクしながら読める漫画だ。

左廻しのオデット

 「マジッククロス」というオンラインゲームを始めた16歳の久世由帰。
だがそれは現実世界を舞台とした壮大なゲームだった。
主人公が手にいれたのは入手確率100万分の1と言われる幻のアリス「ベラ・オデット」。
時間を巻き戻すことが可能、それを使った頭脳戦が凄い。
主人公と手にいれたアリス「ベラ・オデット」の絆や成長も見どころの一つ。
このゲームは何なのか?など様々な謎もあり、面白い。
その上、絵は綺麗でフルカラー。

マブラヴ オルタネイティヴ

 白銀武は平和な「元の世界」、「異星生命体BETAと戦争する過酷な世界」の2つを経験した。
目覚めるとそこは自宅であり、「元の世界」に戻れたと喜ぶ武。
だが、実際には「3年前の異星生命体BETAと戦争する過酷な世界」にタイムスリップしただけだった。
落胆する武だったが、未来で何が起こるか知っている点と、
前の世界での戦いで得た身体能力・戦術機の操縦テクニックなどを活かし、 人類を勝利に導くために行動を開始する。
 異星生命体BETAは外見だけみても恐ろしく、高い戦闘力と圧倒的な数で、人類を何十億人と殺害している。
自分が見た数々の漫画の敵の中でも、ここまで凶悪なものはそうそういない。
圧倒的な絶望の世界で、武が今度はBETAに負けないために奮闘する姿に共感できる。
戦術機(ロボットのようなもの)を操縦しての、BETAとの壮絶な戦闘シーンにも注目だ。

PSYREN―サイレン―

 主人公、夜科アゲハは、赤いテレホンカードで謎の世界「サイレン」に行けるという都市伝説に
幼馴染の雨宮桜子が関わり、失踪したことを知る。
アゲハも赤いテレホンカードを手に入れ、「サイレン」世界へ向かい、
雨宮や他のサイレン世界に来た人々と出会うが、突如現れた禁人種(タヴー)とよばれる怪物に襲われ、人々は次々と殺害されていった。
何とか脱出後、サイレン世界に行ったことでアゲハは超能力・PSI(サイ)が使えるようになった。
サイレン世界が「文明が崩壊した未来の地球」と知ったアゲハ。
サイレン世界にタイムリープしての生死をかけた戦いと
現代でのなぜ文明が崩壊してしまったのかの調査を繰り返しながらストーリーが進んでいく。
異能力を使ってどうやって危機を乗り越えるかが見どころ。
異能力描写が上手く、中でもアゲハの暴王の月(メルゼズ・ドア)がかっこいい。

サマータイムレンダ

 網代慎平は幼馴染・潮の訃報を聞き、葬儀に参列するために2年ぶりに生まれ育った故郷・日都ヶ島(ひとがしま)に戻る。。
潮は海の事故で亡くなったと聞いていたが、居合わせた親友の話では潮の死には不可解な点があり、他殺の可能性が浮上する。
その背後に見え隠れするのは、日都ヶ島に昔から伝わる「影」の存在。
「影」によって慎平は死亡するが、
死ぬと過去へタイムリープすることができた。
 人を殺し、その人物になり変わってしまう「影」は恐ろしい敵。
慎平は死ぬたびにタイムリープを何度も行うが、目覚める時間がだんだんと未来へずれてきている。
タイムリープしても失敗し続ければいずれ手遅れとなる。
恐怖とスリルの中でも諦めず、皆を救おうとする慎平とその仲間達に心を打たれる漫画。
また、伏線が張り巡らされているのも特徴で、読み進めていると
あの出来事はそれが理由だったのか!と驚くことも多い。

AMAKUSA 1637

 聖フランシスコ学園生徒会メンバーで大の仲良しの夏月たち6人は、高校生活の最後を彩る修学旅行で船上にいた。
2日目の夕方、長崎沖を航行中、船は突然大波に飲まれてしまう。
目を覚ました夏月がいたのは、寛永14年(1636年)の熊本・大矢野島。
夏月は島原・天草の乱直前の江戸時代にタイムスリップしていた。
島原・天草の乱の指導者となるはずだが亡くなっていた天草四郎に夏月は間違えられてしまう。
島原・天草の乱では女子ども関係なく斬首され火を付けられることが分かっている。
夏月は天草四郎として一揆を率いる決心をする。
 「島原・天草の乱」で起こる出来事・詳細を知っていることを活かし、
夏月たち6人が立ち回りをするのが面白い。
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