ブリーチの名勝負
ブリーチでは1~74巻の間で実力者達が壮絶なバトルを繰り広げてきた。その中でも個人的に名勝負と思える戦いベスト10を紹介していきたいと思う。
ブリーチの名勝負目次
第10位第9位
第8位
第7位
第6位
第5位
第4位
第3位
第2位
第1位
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第10位 山本元柳斎重國VSユーハバッハ偽物(ロイド・ロイド弟)
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千年血戦篇の57巻で山本元柳斎重國が星十字騎士団の親玉であるユーハバッハと交戦。
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死神達を殺しまくった滅却師達にマジギレ状態の山本元柳斎重國は、星十字騎士団に卍解を奪う手段があると知りながら卍解「残火の太刀」を初披露する。山本が卍解した理由は「情報量が少ない卍解は奪えないだろう」というもの。
それは間違いだったことが後に判明するが。山本も情報量が少なすぎて外れている可能性もあるとわかっており、それでも賭けで出さないといけないレベルの相手だったということだろう。
山本は1000年前には見せなかった残火の太刀の力を次々に見せる。刃と身体に太陽をまとっており、死者を生き返したり、遠距離攻撃まで持つ圧倒的な力にユーハバッハはなすすべなく敗北。
当時、自分が読んだ時にはどこかでユーハバッハが真の力を見せて逆転するとふんでいたため、ユーハバッハが倒れた時には驚愕したのを覚えている。
残火の太刀の凄まじい描写が印象に残っており、個人的に名勝負第10位とした。
だが、まさか、このユーハバッハが偽物でロイド・ロイドの弟という幹部にすぎないとは(ロイド・ロイドの弟の能力は相手の記憶と精神の全てを真似ることでありユーハバッハを真似ていた)。驚いた戦いとしてはNO.1だったかもしれない。
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第9位 朽木白哉VSゾマリ・ルルー
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破面篇の34巻で朽木白哉と第7十刃ゾマリ・ルルーが交戦。
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ゾマリ・ルルーは数字こそ7番だが、個人的には十刃の中でも上位の実力者だと考察している。この戦いは短いながら白哉とゾマリの白熱の頭脳戦が見られる。詳しくは以下の記事を確認してほしい。
ゾマリの強さ
ゾマリの能力は「愛」鬼道と同様な物を撃ち、当たった部位を操る恐るべき能力を持つ。数字こそ7だが、間違いなく十刃上位であり多くの隊長では勝てない相手。
白哉は格の差などと語ってはいるが敵を威圧するために過ぎず、実際は判断を1つ誤ったら負けていたほどのスリルある戦い。
遠距離物量攻撃ができる卍解「千本桜景厳」と鬼道が使え、頭脳もある白哉だから勝てた名勝負だ。
ブリーチの朽木白哉の能力・強さ・卍解
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第8位 阿散井恋次VS朽木白哉
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尸魂界編の17巻でルキアを救おうとする阿散井恋次が朽木白哉と交戦。
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隊長の中でも上位の力を持つ白哉相手に阿散井恋次は卍解「狒狒王蛇尾丸」。何と作中で2つ目に出た卍解であり、しかも副隊長である恋次が使用したことで読者を驚かせた。阿散井は序盤は始解の白哉をやや押しているように見えた。だが、蒼火墜(破道の三十三)で卍解の動きを乱され六杖光牢(縛道の六十一)を喰らって拘束される。そして朽木白哉の卍解「千本桜景義」を喰らって倒れる。
だが、満身創痍でありながら最後の突撃を行う。だが白哉に突き立てた刃は砕け、再度倒れてしまう。
しかし、白哉からは認められていた。
敗北したとはいえ、阿散井の努力と諦めない心が実を結んだ名勝負だったと思う。
ブリーチの阿散井恋次の能力・強さ・卍解
ブリーチの朽木白哉の能力・強さ・卍解
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第7位 駒村&檜佐木VS東仙要
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破面篇の44巻で駒村と檜佐木が藍染側についた東仙要と交戦する。
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東仙要は卍解ではなく虚化して戦う。檜佐木修兵がなぜ裏ったのか何を恐れているのか問うが、東仙は檜佐木を刀で突きさす。
東仙にとって親友を直接殺した死神と同化して死ぬことこそ恐怖だった。卍解すら嫌っていたのかもしれない。
ここまで誰もに隠してきた憎しみを放出し圧倒的な力を見せる東仙に対し、駒村は卍解して挑む。
駒村はかつての東仙の小さな嘘を知っていた。それでも受け止めて東仙の友になろうと誓っていた。
駒村は奮戦するも結局は実力を出し切れず、刀剣解放まで行った東仙に敗北してしまう。
だが、そこへ檜佐木修兵の二度目の奇襲がきまり、東仙は倒れる。
圧倒的な力を得てしかも目まで見えるようになった東仙だが、かつての東仙なら躱していたであろう攻撃を避けられなかった。
慢心し復讐に囚われていたからこその敗北。東仙は過ちを悟り2人に礼を言う。駒村と檜佐木が最後にようやく東仙と分かり合うことができた心打たれる名勝負だった。
ブリーチの狛村左陣の能力・強さ・卍解
ブリーチの東仙要の能力・強さ・卍解
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第6位 石田雨竜VS涅マユリ
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尸魂界編の14巻で石田雨竜は涅マユリと遭遇し交戦する。
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マユリは副隊長である涅ネムを囮にして、ネムごと雨竜を斬るという鬼畜戦法で追い詰める。そしてマユリこそが祖父である石田宗弦が死ぬ原因を作った人物であること、宗弦の身体はマユリに研究材料として好き放題に利用されたことが発覚する。
石田雨竜は祖父の仇をとるため、自分の全てを賭けて勝負に挑む。
後に力を失うことがわかっていながら、雨竜は滅却師最終形態になり、涅マユリを圧倒し勝利する。
宿命の対決であったのはもちろん、涅マユリの卍解「金色疋殺地蔵」は作中で初めて披露された卍解である。
涅マユリという当時はまだそれほど目立っていなかった隊長が最初に卍解を見せ、それがおぞましい生物の姿。当時の読者を大いに驚かせた戦いだった。
ブリーチの涅マユリの能力・強さ・卍解
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第5位 浦原喜助VSアスキン・ナックルヴァール
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千年血戦篇で73巻で浦原喜助はアスキン・ナックルヴァールと交戦する。
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「致死量」の能力により夜一やグリムジョーを退けたアスキン。浦原も極上毒入りボールの中に入ってしまう。追いつめられた浦原はついに今まで見せていなかった卍解「観音開紅姫改メ」を披露。
「作り変える能力」とグリムジョーの刀剣解放を活かした奇襲を決めた。
天才の浦原が死ぬほど努力し準備し策を練ったからこその勝利。敵であるアスキンすら敬意を表していた。
描写をよく見れば浦原が奇襲を決めるためにアスキンを騙していることもわかる。
詳しい解説は以下の記事で紹介している。
浦原喜助の強さ
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第4位 涅マユリVSペルニダ・パルンカジャス
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千年血戦篇で70~71巻で涅マユリはペルニダ・パルンカジャスと交戦する。
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更木に神経を撃ち込んで倒すなど凄まじい強さを見せるペルニダに対し、涅マユリは新しい卍解や様々な薬・道具を使用して一進一退の攻防を繰り広げる。だが、脅威の進化を遂げたペルニダに涅マユリは追い詰められてしまう。
しかし涅ネムがマユリの危機をみて覚醒。
今までマユリの命令を聞くだけだったネムが、自分で判断して動き圧倒的な力を見せる。自らの成長をマユリに見せるために。
だが、ネムの一撃で粉砕されてもペルニダは生きており、ネムが神経を撃ち込まれて絶命する。
マユリがこれまで作中で見せたことのない絶望の表情。だが食われたネムを利用した逆転の秘策で勝利する。
マユリとネムの結びつきと壮絶な頭脳戦を描いた名勝負だ。
ブリーチの涅マユリの能力・強さ・卍解
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第3位 更木剣八VSグレミィ・トゥミュー
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千年血戦篇の64巻で更木剣八はグレミィ・トゥミューと交戦する。
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グレミィは自身を星十字騎士団最強と語る。対して更木はグレミィの攻撃に巻き込まれそうになった草鹿やちるを逃がす。
最強なら最強を叩き潰したい!目の前の敵以外に気を向けられるものは戦いとは呼ばない!という更木の考えは、これまで圧倒的な力で他者に恐れられ力を示す必要もないと考えていたグレミィの考えをも変えた。
グレミィは想像を現実にする能力をフル活用。武器、隕石、宇宙空間など様々な物を想像して猛攻を仕掛ける。
だが、更木は圧倒的な耐久力で耐え抜きつつ、グレミィに反撃の斬撃を浴びせていく。
その力の前に更木を超える力を想像したグレミィ。だが、グレミィの身体がその力に耐えられずに敗北。
最強VS最強の決戦であり、特に盛り上がった戦いの一つなので、名勝負第3位に選んだ。
ブリーチの更木剣八の能力・強さ・卍解
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第2位 黒崎&藍染&阿散井&石田VSユーハバッハ
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黒崎一護は一度はユーハバッハに卍解を折られて敗れる。
だが、井上織姫と月島秀九郎 の協力で刀を治してもらうことに成功。
74巻で一護は恋次と共にユーハバッハを追跡し、最後の戦いに挑む。
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ユーハバッハは藍染と交戦中。藍染に加勢して戦闘開始。一護、恋次、藍染。かつては争った者同士が協力してユーハバッハに挑む。これだけでも胸アツ。
ユーハバッハの絶対勝てそうにない能力「全知全能」。それは未来をみて改変を起こすことができる。
だが、そもそもユーハバッハがみた未来を、藍染が別の未来に錯覚させた。
ユーハバッハが刺したのは一護ではなく藍染。後ろから一護が月牙天衝でユーハバッハに斬りつけてとどめをさす。
だが、死んだ未来すら書き換えようとするユーハバッハは藍染を戦闘不能に陥れ、一護に襲い掛かる。
しかし、石田雨竜が「静止の銀」を放ち、ユーハバッハの能力発動を一瞬だけ止める。
そこに一護が斬りつけて勝利。
全員でつかみ取った奇跡の勝利。手に汗握る最終決戦であった。間違いなく名勝負だと思う。
ブリーチの黒崎一護の能力・強さ・卍解
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第1位 黒崎一護VS朽木白哉
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19巻で朽木ルキアを倒すために必死で修行した黒崎一護が、尸魂界編ラスボスと言える朽木白哉との戦いに挑む。
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朽木白哉の卍解に対し、一護も卍解を披露する。その姿はカラーで描かれ、当時の読者を大いに興奮させた。最初は黒崎一護がスピードで翻弄して押していたが、体力では朽木白哉が勝っていた。殲景・千本桜景厳による斬術→刀飛ばし→白雷(破道の四)のコンボを喰らい、一護は動けないほどの重傷を負ってしまう。
だが、ここで一護が虚化(一護の意識はないが、作中で最初の虚化での戦闘)し、白哉を圧倒し重傷を負わせる。
しかし一護は意識を取り戻し虚化を解く。そして、一護の月牙天衝と白哉の白帝剣で最後の斬りあいを行う。そして白哉は一護の勝ちを認めて去っていった。
主人公初卍解で初カラーで初虚化バトルで宿命の対決だったので盛り上がらないわけがない。白哉の考え方が大きく変わった戦いでもある。よってブリーチの名勝負1位に選んだ。
ブリーチの黒崎一護の能力・強さ・卍解
ブリーチの朽木白哉の能力・強さ・卍解
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